今では就職のために大学に進学するという女性も少なくなく、地元を離れた大学への進学、就職を望む人も多いのが現状です。ですが大学に進学したことで、必ずしも就職に繋がるとも限らず、また就職しても生活が出来ずバイトを掛け持ちするといった女性も少なくありません。
大手の企業でも、女性が一人暮らしをしながら仕事をするのに十分な給与を提示しているところはほんの一部です。特に就職したての女性の場合、通勤用の洋服代や友人との付き合いなど、出費がかさむので生活が大変だという人も多いのです。就職先によっては、大学卒という学歴が邪魔になることもあります。多くの女性が就職して数年もすれば寿退職してしまう人もおり、会社自体があまり採用に力を入れていないといった話も聞きます。大学卒業後に就職先が決まらず、大学院に進学する女性も増えているのにはこのような背景があるようです。就職先を選ぶ時、女性はブランドなどで決めがちですが、企業のブランドよりも長く勤続することが可能な企業なのかどうか、というところに着目しなくてはいけません。特に結婚や出産といった生活環境の変化があっても、働き続けることが可能な職場なのかどうかがポイントです。長く働き続けることが出来るような企業であれば、女性の採用も積極的ですし、また福利厚生もしっかりしているので育児休暇なども長期間活用することも出来るようです。またこのような企業は大学卒業という学歴に対しての給与設定が高くなっているところが多く、十分生活が出来るだけの収入を得ることが望めそうです。企業ブランドは良いけれど、給与が低く設定されているところも少なくありません。在学中に情報はしっかり得ておきましょう。